こんにちは。代表の五十畑です。
我々遺品整理業者が現場に行って必ず目にするもので片づけするのに厄介なものの一つに、実家や自宅の食器棚に所狭しと置かれた大量の食器があります。
今回は、この食器の処分方法についてお話をさせていただきます。
これから実家や自宅の遺品整理・生前整理を考えておられる方へのご参考になれば幸いです。
■ なぜ食器が溜まってしまうのか?
我々遺品整理業者の経験則で申し上げますと、戦後の物のない時代を経験され生きて来られた高齢者の世代の家が特にその傾向が高いということです。
ご実家の場合、昔は冠婚葬祭の寄り合いの度に賄いのために大量の食器が必要になったため捨てるに捨てられなかったのも事実でしょう。それから人からいただいた食器(ギフト物)を捨てられずに、物を大切にする気持ちから押入れなどに仕舞われておられる方も多いように感じられます。
■ 地震など災害の場合にたいへん危険な食器棚
本年2月に発生し、震度6強を記録した福島沖地震でも「物が散乱/家具転倒」の被害が目立っており、停電し物が散乱した暗い部屋の中でむやみに移動すると怪我をする危険があります。
崩れて倒れてきたら危険な食器棚は、早めの対策を行うことをお勧めいたします。
■ 食器を処分する具体的な方法
1.家庭用一般ごみとして処分する
無料ですが、各自治体のルールに従って決められた曜日に常識的な量を捨てる必要があります。
2.食器を売却する
メルカリやヤフオクなどのインタ―ネットオークションまたは、フリーマーケットを利用して売却する。
この場合、掃除をして写真を撮り梱包をするなどの労力と時間がかかりますが、自分で値段を決めて売れるメリットがあります。
3.遺品整理業者・買取業者に依頼する
査定結果によって判断することができ物によってはコストがかかる場合もありますが、ご自分で作業する手間が省けるメリットがあります。
まず、どのような食器がご実家や自宅に残されているのかチェックしてみましょう。
次に必要なものと不必要なものの仕分けを行いましょう。
そのうえで、具体的な処分方法を検討してみてはいかがでしょうか。それでもどうしたら良いかお困りの際は、いつでもいずみサービスへお問い合わせください。